小児脳腫瘍カンファレンス
小児の脳腫瘍の治療向上のために
代表世話人挨拶
この度、小児脳腫瘍カンファレンスの代表世話人を務めさせていただくこととなりました、埼玉医科大学国際医療センター 小児脳脊髄腫瘍科の鈴木智成でございます。
本カンファレンスは、関東および関西で長年にわたり開催されてきた小児脳腫瘍カンファレンスの流れを受け継ぎ、現在では全国規模の議論の場として発展してまいりました。稀少疾患である小児脳腫瘍に対し、実臨床に基づいた症例を共有し、深いディスカッションを行うことを目的としております。
本会の大きな特徴は、小児科、脳神経外科、病理診断科、放射線科など複数の専門領域の医師が一堂に会し、一つの症例を多角的に検討できる点にあります。通常の学会とは異なり、各専門家の立場から率直に意見を交わし合い、診断や治療方針について踏み込んだ議論が可能であることは、本カンファレンスの大きな意義と考えております。
また、本カンファレンスをWeb完結型としているのは、全国の先生方に広くご参加いただくためです。移動の制約なく、専門性の高い議論に参加できる環境を整えることで、より多様な知見が集まり、議論の質の向上につながることを期待しております。
症例に基づいた具体的な課題について、手術、化学療法、病理診断、放射線治療など各分野の専門家が意見を交わし、その知見を日常診療へと還元すること、さらには新たな臨床研究の着想へとつなげていくことが、本会の重要な役割であると考えております。
本カンファレンスが、小児脳腫瘍診療に携わる医療者にとって有意義な学びと交流の場としてさらに発展していくよう、尽力してまいります。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
令和8年3月21日
- 代表世話人
- 埼玉医科大学国際医療センター
- 小児脳脊髄腫瘍科
- 鈴木 智成